楽天グループがここまで大きくなったワケについて~創業者の先見の明に学ぶ~
こんにちは、じゃいこふすきーです。
先日、出張で、仙台に行きました。
仙台と言えば、牛タン!
美味しいですよね!
しかし、野球チームも有名なのではないでしょうか。
そう、「東北楽天ゴールデンイーグルス」が有名ですね。
唐突ですが、私は、楽天グループ株式会社(以下、楽天)の三木谷社長のことが、大好きです。
なぜかと言うと、経営者として、尊敬できるからです。
というのも、経営者として、先を読む力、先見の明において優れていると思うのです。
一度、京都大学にて講演会があった時に講演を聞きに行ったことがあります。
それほど、憧れている経営者の一人です。
当時は、楽天と言えば、「楽天市場」というインターネットサイト、ECサイトを運営する会社でした。
ネット上で買い物ができる、と当時は画期的なサービスだなと思った覚えがあります。
楽天経済圏の確立
当時は、ECサイトのみでしたが、現在では、トラベル、モバイル(携帯電話)、カード、銀行、QRコード決済サービス、などなど、提供されているサービスは多岐にわたります。
あまりにも利用できるサービスの分野が広いので、「楽天経済圏」と呼ばれています。
そして、その楽天経済圏をここまで大きくしたのが、共通のポイント制度の「楽天ポイント」の存在です。
色んなサービスにまたがって共通のポイントを利用できるのももちろんですが、
それだけではなく、リアルの店舗でも使えることが特徴的なメリットの一つと言えるでしょう。
様々なシーンでポイントを使うことが出来るので、
「ポイントの有効期限が切れてしまった」とか、
「ポイントを使い道がなく、失効してしまった」などといったことがないでしょう。
先読みのチカラ
今でこそ、これだけ共通のポイントで経済圏を確立している楽天ですが、何故ここまでになったのでしょうか。
それは恐らく、三木谷社長の先読みによるビジョンを掲げるチカラが優れていたからだと思います。
楽天市場というECサイトの運営が始まったころから、「楽天ポイント」は存在していて、「楽天だから、楽天ポイントっていうんだろう」ぐらいに、何気なく思っていましたし、そんなこと気にもならなかった人も多いように思います。
しかし、三木谷社長は、ココまでの経済圏の広がりを先読みして、未来をイメージして、創ってきたのだと思います。
最後に
今回、思ったこととしては、
『どこをみて頑張るか』ということです。
三木谷社長は、楽天の未来を見据えた時に、
「色んなサービスを使うことが出来る世の中」
をイメージしていたのだと思います。
すなわち、『経済圏』です。
例えば、ゴール設定が、
「世の中で一番大きなECサイトを創ろう」だったら、「楽天市場」というサイトを立ち上げて終わりで、ポイント制度は作らなかったと思います。
三木谷社長の場合は、ゴール設定が、
「世の中で一番大きな経済圏を創ろう」だったから、共通して使えるポイントを付与して、サービスの幅を徐々に広げて行ったのでしょう。
自分も、将来的に経営者として、事業を立ち上げていくことを心に決めていますが、「何のために」、「どこを見て」立ち上げていくのか、とても大事だと思いました。